トップメッセージ
マッチングワールド株式会社は、在庫問題の解決を「IT」と「⼈」でサポートする会社です。
この会社を、私は2001年6月に株式会社マチダとして創業しました。
なぜ、在庫問題なのか。
それは、私の30年前の失敗体験から来ています。
30年前、私は大阪で年商200億円のゲーム問屋を営んでいました。
ゲーム業界の市場がまだ2000億円程だった頃の話です。
市場の10%の商品が、当社を経由して消費者に届けられていました。
しかしある年の年末に46億円もの在庫を抱えてしまいました。
なんとかその在庫を現金化しようとしましたが、願いはかなわず約1年後に倒産させてしまいました。
在庫の怖さを思い知った瞬間でした。
この時に、ゲーム業界の方々には多大な迷惑を掛けてしまいました。
にも関わらず、多くの業界の仲間が、無一文になった自分に助けの手を差し伸べてくれました。
「この人達に恩返しをしたい!」この業界の在庫の問題を解決していくことに身を捧げようと決意しました。
そして今、
当社は新しいステージに
踏み出そうとしています。
ゲーム・おもちゃ業界の枠を越え、さまざまな業界の在庫問題の解決を目指していきます。
年間に廃棄される不良在庫は22兆円とも言われ、それ以外にも売り先がなく滞留している在庫はさらに多く存在します。業種業界は多岐に渡り、当社の力だけでは全ての業界の在庫問題を解決することはできません。
当社独自でも取扱商品のカテゴリーを広げて行きますが、加えて「餅は餅屋」にお任せし、各々の得意な分野で在庫問題の解決を促進してもらえるように当社の開発したM-マッチングシステムを各業界向けにカスタマイズして提供していきます。
また、コンテンツメーカーの課題解決の為に、2021年11月に直営店舗の「まちキャラ秋葉原店」をオープンしました。この店舗を皮切りに、積極的な出店を行って参ります。
そして、オンラインゲームの台頭によって元気をなくしてしまったゲーム店舗の収益改善の一助として取り組みはじめた【ガラスコーティング剤PIKAPRO DX】も、コロナ禍に抗菌・抗ウイルスの認証をSIAA(抗菌製品技協議会)より得て、赤ちゃんがいるご家庭など衛生意識が高まっている消費者の皆さまに向けて商品を改良し続けています。
私たちマッチングワールドは、今後も在庫問題の解決のために全力で邁進していきます。
2021年12月1日
マッチングワールド株式会社
代表取締役 町田 博